中古車市場統計レポート 2022年10月【車選びドットコム】

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普通自動車の登録台数を発表している「自販連(一般社団法人 日本自動車販売協会連合会)」と、軽自動車の登録台数を発表している「全軽自協(一般社団法人 全国軽自動車協会連合会)」の統計データをもとに、新車登録台数と中古車登録台数の推移を紹介しています。

2022年10月における自動車登録台数の推移と、中古車情報サイト「車選びドットコム」の販売数推移から、中古車市場の動きを分析していきます。

当社の提供する中古車販売管理システム「symphony(シンフォニー)」では、車両の仕入から広告掲載、販売後のアフターサービスまで、これ一つで管理して頂けます。

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自動車販売市場の動向(2022年10月)
中古車情報サイトの動向(2022年10月)
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自動車販売市場の動向(2022年10月)

2022年10月の新車登録台数は前月比90.9%、中古車登録台数は前月比100.4%という結果になりました。今年は9月に登録台数のピークを迎えましたが、10月は減少傾向と例年通りの推移に戻っているようです。

前年比を見てみると、新車登録台数は128.6%、中古車登録台数は94.9%という結果でした。新車は登録台数が9月から引き続き増加傾向となり、中古車は減少傾向となっています。新型感染症の流行に伴う部品調達難が徐々に緩和されつつあることから、新車の登録台数については引き続き増加傾向が続くことが予想されます。

自動車販売市場(2022年度)

2022年度 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均
新車登録台数 299,620 261,433 327,896 349,335 290,042 395,163 359,159 326,093
前年比 85.6% 81.9% 89.7% 92.6% 90.7% 124.1% 128.6% 98%
中古車登録台数 519,201 489,649 534,611 501,235 481,909 505,591 507,613 505,687
前年比 89.1% 97.8% 93.6% 94.8% 97.5% 93% 94.9% 94.2%

現在、高年式の中古車が価格を下げている一方、2022年に製造された中古車の輸出が頻繁に行われており、中でも新車の納期が数ヶ月待ちとなるような人気車種については新車以上の高値がついているものもあります。ただし、これら車種は輸出目的の業者が競争して仕入れるので、国内でも入手困難になっているケースが多いです。

海外輸出で高値がついている中古車の代表的な例は、「アルファード GGH30W エグゼクティブラウンジ S」「ヴェゼル RV3 G」「プレミオ NZT260 1.5F_EX パッケージ」などが挙げられます。

中古車情報サイトの動向(2022年10月)

2022年10月における中古車情報サイト(車選びドットコム)での中古車販売台数は前月からさらに増加しました。8月に下落した販売台数ですが、9月、10月と順調に台数を伸ばしてきています。

※過去25ヶ月の自動車販売市場と中古車情報サイト「車選びドットコム」の市場動向を比較しています。
※「車選びドットコム」の市場動向は、加盟店専用レポートからの抜粋のため、詳細数値は非公開としています。

国産車の中古車販売傾向【人気ランキング】

「車選びドットコム」の市場動向から調査した、国産車の2022年10月中古車販売傾向を紹介します。

ボディタイプ別販売ランキング

国産車のボディタイプ別ランキングは今月も順位の変動がありませんでした。
一際目を引くのは、軽バン/軽ワゴンが1.3ポイント増加して10%台に乗ったこと。
軽自動車は数字を落としていますが、依然として圧倒的な人気です。

順位 ボディタイプ 割合 変動率
1位 軽自動車 32.6% -0.7%
2位 ミニバン / ワンボックス 16.0% -0.3%
3位 コンパクト / ハッチバック 12.6% +0.8%
4位 軽バン / 軽ワゴン 10.6% +1.3%
5位 セダン / ハードトップ 5.6% -0.2%

車種別販売ランキング

国産車の車種別ランキングでは、スズキのエブリイが1位となりました。その他は上位同士で順位を入れ替えたような形で、前回1位だった日産セレナが今回は5位という結果に。
また、今月も先月に続きスズキ、ダイハツの軽自動車が人気であったと言えます。

順位 車種(メーカー) 順位変動
1位 エブリイ(スズキ) (前回7位)
2位 ワゴンR(スズキ) (前回2位)
3位 タント(ダイハツ) (前回4位)
4位 N-BOXカスタム(ホンダ) (前回11位)
5位 セレナ(日産) (前回1位)
6位 ハイゼットカーゴ(ダイハツ) (前回圏外)
7位 タントカスタム(ダイハツ) (前回3位)
8位 ステップワゴン(ホンダ) (前回15位)
9位 プリウス(トヨタ) (前回5位)
10位 アルトラパン(スズキ) (前回10位)

輸入車の中古車販売傾向【人気ランキング】

「車選びドットコム」の市場動向から調査した、輸入車の2022年10月中古車販売傾向を紹介します。

ボディタイプ別販売ランキング

輸入車のボディタイプ別ランキングではセダン/ハードトップがステーションワゴンを抜き3位になりました。
コンパクト/ハッチバックは-6.8ポイントと大きく数字を落としましたが、依然として全体の1/4を占めています。

順位 ボディタイプ 割合 変動率
1位 コンパクト / ハッチバック 27.4% -6.8%
2位 SUV / クロカン 20.1% +2.0%
3位 セダン / ハードトップ 14.6% +0.5%
4位 ステーションワゴン 14.2% -0.3%
5位 クーペ 11.9% +2.0%

車種別販売ランキング

輸入車の車種別販売ランキングでは、上位5位以内にBMW MINIが3台ランクインする結果に。国内のMINI人気がうかがえます。
また、前回ランキング圏外であったのが10位のメルセデス・ベンツ A180 のみであり需要に大きな変化はないと見ることができます。

順位 車種(メーカー) 順位変動
1位 ミニ(BMW MINI) (前回1位)
2位 ゴルフ(フォルクスワーゲン) (前回2位)
3位 ミニクロスオーバー(BMW MINI) (前回7位)
4位 ミニクラブマン(BMW MINI) (前回14位)
5位 X1(BMW) (前回11位)
6位 A4アバント(アウディ) (前回4位)
7位 500(フィアット) (前回3位)
8位 カングー(ルノー) (前回10位)
9位 V40(ボルボ) (前回18位)
10位 A180(メルセデス・ベンツ) (前回圏外)

symphonyは中古車販売店様の経営活動を応援します

車選びドットコムでは、symphonyをご利用いただいている加盟店に向けて、月に一度上記のレポートよりも詳細な小売データレポートを発行しています。各ボディタイプで人気の車種をご紹介している他、年式・走行距離・価格帯・カラー別での販売割合もご確認いただけます。

目まぐるしく変わる社会情勢に対して、常に変化が求められる昨今。データを分析して高速でPDCAを回して行く必要があります。
車選びドットコムでは15年以上の中古車情報サイトの運営実績で蓄積したノウハウを、中古車販売店の皆さまにご提供していますので、気になる方はぜひお問合せ下さい。

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中古車販売店の多くが新規集客や単価向上に苦しんでいます。
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