中古車情報サイトやホームページに掲載している中古車販売店の店舗情報は、適切にユーザーに伝わるものにしていますか?店舗のイメージは車両の販売に大きく影響します。今回は、中古車販売において店舗の魅力をユーザーに伝える方法を解説します。
当社では、中古車販売に特化した中古車販売管理システム「symphony(シンフォニー)」をご提供しております。symphonyを利用すれば一度の広告情報入力で「カーセンサー」や「ヤフオク!」など10以上の広告媒体に掲載することができます。
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- 車両の販売に店舗のイメージが重要な理由
- ユーザーが気にする店舗情報のポイントとは?
- 中古車情報サイトでユーザーがチェックするポイントとは?
- 店舗の外観写真について
- 店舗内の写真について
- 【参考】画像加工おすすめアプリはこれ!
- 店舗の情報・セールスコメントについて
- 車選びドットコム独自機能「スタッフファインダー」
車両の販売に店舗のイメージが重要な理由
自動車の購入は日々の生活の中でかなり大きな買い物です。購入を決意するポイントは様々ですが、とりわけ中古車購入経験者の多くは店頭で得た情報を重視して購入を決断しています。さらに言えば購入の意思決定には店舗自体がユーザーに与える安心感も大きなポイントとなっているようです。
インターネットからお問合せしてくるユーザーは遠方から来る場合もあり、安心感や信頼できる販売店かどうかを重視して広告を閲覧しています。ユーザーが車両情報だけではなく店舗情報にも注目している理由は何でしょうか?
それはインターネットの普及により誰でも気軽に情報を得られるようになったからです。販売店によって車両の質もアフターサポートもまるで違うことがわかり、情報により販売店を取捨選択するようになりました。だからこそ店舗情報をユーザーが信頼できる形に整えることが重要になります。
ユーザーが気にする店舗情報のポイントとは?
店舗情報を確認する際に、ユーザーが特に気にするのは以下の4つのポイントです。
- 店舗や車両の写真にこだわりを感じるか?
- 店舗スタッフの顔写真は公開されているか?
- 店舗は清潔か?(掃除などはされているか?)
- 対応は誠実そうか?
この4つのポイントを気にする理由をユーザーの視点で考えると以下の通りになります。
- 写真枚数が多かったりこだわりがあったりすると、ユーザーに適切な情報を提供しようとする姿勢が見える
- トラブルが多いお店は顔出しを嫌がるため、顔出しできるのは販売している車両やアフターサービスへの自信の表れと感じる
- ユーザーへのおもてなしの気持ちが見え、車両もきちんとメンテナンスがされていることが期待できる
- コメントなどで誠実さが見えれば、来店した際にも誠実に対応してもらえそうだと期待できる
以上から、お問合せを増やして売上を上げるためには、店舗の印象を良くするための施策が必要となってきます。
中古車情報サイトでユーザーがチェックするポイントとは?
中古車情報サイトでユーザーが店舗イメージを把握するためにチェックする項目は以下の3つです。
- 店舗の画像
- 店舗の情報
- セールスコメント
基本的に多くの中古車情報検索サイトでは車両の情報をより大きく伝えるため、店舗についての情報表示を最低限にしています。つまりこのわずかなスペースを工夫することでユーザーの店舗へのイメージを改善することができます。
ここからはポイントごとに良い事例と悪い事例を上げながら、店舗の安心感を向上させる施策をご提案します。
店舗の外観写真について
店舗の外観写真が与えるイメージ
まずこちらの写真をご覧ください。
どちらも同じ店舗を撮影したものですが、左側は天気が悪く写真全体が暗い印象を与えてしまっています。また、店舗に止まっている車両の向きも揃っていないので、管理が行き届いていない印象を与えてしまいます。反対に右側の写真では天気が良く車両も整頓されているため、明るく爽やかで管理が行き届いた印象を受けます。
店舗の外観写真を撮るコツ
店舗の外観写真を撮る際には以下の点に注意しましょう。
- 掃除して車両も整列させておく。
- 日中の明るい時間帯に撮影する。
- 空模様で雰囲気が変わるため、基本的には晴れた日に撮影する。逆光が強くて看板が見えない場合は曇りの日に撮影する。
- 看板の文字が読める距離感で撮影する。
- 極端に余白が寄らないよう、建物と背景の空白感を意識する。
- 水平もしくは垂直のラインを意識する。
店舗内の写真について
店舗内の写真が与えるイメージ
店舗内の写真についても同様です。
同じ部分を撮影した写真ですが、少し撮影する角度や色味を工夫することで印象を変えることができます。左側は鮮やかさや温かみに欠け、柱や照明が斜めに写り込んでいるため、不安定な印象を与えます。反対に右側の写真では、鮮やかで温かみのある店舗を想像でき、柱や照明に対しても水平垂直の線が意識できていることで安定感もあります。
店舗内の写真を撮るコツ
店舗内の写真を撮る際には以下の点に注意しましょう。
- 掃除して小物も整頓しておく。
- イメージを膨らませるため、実際に商談するスペースを撮影する。
- 暖かくウェルカム雰囲気を出すため、電飾は暖色系を使用する。
- 水平もしくは垂直のラインを意識する。
写真撮影はセンスに依存するように感じますが、上記のポイントを意識するだけで印象を大きく向上させることができます。なお、店舗の向きが逆光で晴れた日に外観を撮ったり、内観の電飾を変えたりするのが難しい店舗もあると思います。そういった場合はスマートフォンの写真加工アプリを使って「明るさ」「鮮やかさ」「色味」を変えることで、より良い印象の写真にすることができます。
【参考】画像加工おすすめアプリはこれ!
スマートフォンアプリの「PICNIC」では、曇りの日の写真でも晴れた空に加工することができます。
左側が曇りの元写真、右側が画像加工アプリ「PICNIC」で晴れにした写真です。かなり自然に晴れの写真にできるので、店舗正面がどうしても逆光になってしまう中古車販売店の方は試してみてはいかがでしょうか。
また、「明るさ」「鮮やかさ」「色味」を加工する場合は画像加工アプリ「Foodie」がおすすめです。こちらは料理の写真を美味しそうに撮ることができるアプリなのですが、写真が綺麗に加工できるということで最近では風景写真や人物写真の撮影でも利用されているアプリです。機能がシンプルで分かりやすいため、写真加工に慣れていない方にもおすすめです。
店舗の情報・セールスコメントについて
店舗の情報やセールスコメントは、正確に情報を入力することが重要になります。店舗によっては不定休の場合もあると思います。その場合はセールスポイントに対応時間を記載するなど、ユーザーが来店しやすい状況を作り出すことが重要です。
また、店舗の略歴や最寄の交通機関から店舗へのアクセスを記載することで、ユーザーに店舗へ訪問した際のイメージを抱かせ、お問合せにつなげることができるでしょう。
車選びドットコム独自機能「スタッフファインダー」
店舗情報入力の重要性について理解を深めることはできましたか。車選びドットコムではさらにユーザーに安心感を与えるための機能として「スタッフファインダー」を設けています。
こちらは接客担当者を登録しておくことで、サイト上に顔写真とともに経歴等が紹介されるようになる機能です。「店舗は綺麗だけどどんな人が接客してくれるか分からなくて不安…」と思うユーザーに安心感を訴求できるとともに、信頼できるスタッフが販売をしている店舗ということで店舗自体の信頼性を高めることもできます。
店舗独自のイメージ戦略もあるため一概には言えませんが、ユーザーが訪れやすい環境作りをすることは店舗のブランディングにおいても重要です。当社では、専任スタッフが御社に適したお店作りを手助けするサポートも行っておりますのでお気軽にお問合せ下さい。
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中古車販売をされている方へ
中古車販売店の多くが新規集客や単価向上に苦しんでいます。
インターネットの発達でお客様は簡単に価格やスペックを比較できるようになりました。
そんな中で中古車販売店様が利益を上げていくには、「露出アップ」と「車両情報の最適化」が必要不可欠です。また、付帯商品を使って単価向上したり、リピート顧客を確保したりするなど、するべきことがたくさんあります。
車選びドットコムの提供する中古車販売管理システム「symphony」では、車両の在庫管理から広告掲載、販売後の保証やアフターサービスまで、中古車販売に関するあらゆる業務をひとつでご利用することができます。