中古車情報サイトでの車両購入を検討する際に、意思決定の重要なポイントとなるのが車両の広告写真です。しかし、具体的にどのような点に注意して撮影すべきかわからない方も多いのではないでしょうか。ここでは、車選びドットコムの運用実績から見えてきた最適な広告写真と撮影方法をご紹介します。
当社では、中古車販売に特化した中古車販売管理システム「symphony(シンフォニー)」をご提供しております。symphonyを利用すれば一度の広告情報入力で「カーセンサー」や「ヤフオク!」など10以上の広告媒体に掲載することができます。
詳しく見るユーザーの目を引く広告写真とは
中古車情報サイトに車両情報を掲載すると、上記のように写真が表示されます。この1枚の写真が、ユーザーがその車を閲覧するか否かを決定する最も重要な1枚なのです。
そもそもユーザーの目を引く広告写真とは、どのような写真でしょうか。車選びドットコムのスタッフが推奨している画像に盛り込むべき情報には次の2つがあります。
- 質:ユーザーにとって魅力的に見える画像
- 量:ユーザーにとって必要な情報・正しい情報
この2つの情報について、実際の店舗の具体的な事例を使って紹介していきます。
【質】ユーザーにとって魅力的に見える画像とは?
車両の外観写真について
まず質に関してです。こちらの写真をご覧ください。
向かって左の写真が掲載されなかった写真、右が実際に広告掲載された写真です。一見すると大きな違いはないように見えますが、掲載しなかった写真は車両以外の映り込みが多く、また日当たりが強くて車両自体の色が飛んでしまったため掲載しなかったそうです。
一方で掲載された方の写真では、より車両が大きく映っており車両のカラーが分かりやすい形で表示されています。
ユーザーが魅力的に感じる外観写真を撮影するために、最低限心掛けるポイントは次の通りです。
- 画像の中央に車両が収まるよう配置して、なるべく余白は無くすこと
- 色飛びしないように日差しが強過ぎる場所での撮影は注意すること
車両の内観写真について
続いて内観についてです。こちらも具体例の写真をご覧ください。
先ほど同様に左側が非掲載写真、右側が掲載写真となっています。掲載に至らなかった写真ではピントが合っておらず、また影もかかっているため掲載しなかったそうです。
一方で掲載された写真ではピントが正確に合っていることはもちろん、車両の色味が伝わりやすい写真となっています。内装写真の場合、外装と違い細かい部分をピックアップして掲載することが多いため、ピントを合わせる意識がより重要になります。
ユーザーが魅力的に感じる内観写真を撮影するために、最低限心掛けるポイントは次の通りです。
- 内装色が伝わりやすいよう、照明を意識して撮影する
- 目立たせたい部分にピントを合わせ撮影する
【量】ユーザーにとって必要な情報・正しい情報とは?
量の部分について解説します。車選びドットコムでは少なくとも20枚以上の画像登録をおすすめしています。問合せ実績から分析をしてみても、数枚しか登録されていない車両と多くの画像を登録している車両では問合せ数に大きな違いがあります。
自動車の購入は人生で2番目に大きな買い物と言われており、ユーザーにとって決して安くない買い物です。それだけにユーザーはWEBサイトから得られる情報に対して、無意識レベルで慎重に情報収集しています。
写真枚数が多くてこだわりが感じられると、適切な情報を提供しようとする姿勢が見えるため、問い合わせに繋がるというのが車選びドットコムの運用から見えてきた必勝法です。
また、車選びドットコムでは中古車を探しているユーザーのそういったニーズを汲み取り、写真登録枚数が30枚以上の車両には、サイト内検索にかかりやすくなる仕様になっています。
そうは言ってもどこを撮影すれば良いか分からないという方に向け、車選びドットコムで推奨される掲載項目をお伝えします。
車選びドットコムで推奨される掲載項目
- 外装写真:8枚(前後左右斜めの8方向)
- 内装写真:8枚(運転席、助手席、後部座席、ハッチバックを引きとアップで各2枚)
- タイヤ:4枚(溝の様子が伝わるように意識する)
- エンジンルーム:1枚
- スピードメーター:2枚(エンジン稼働時と未稼働時)
- 取扱い説明書/保証書等付属品:各1枚
- その他装備品:必要に応じて
これらの掲載項目は、他の大手中古車情報サイトやヤフオク!などでも同じ傾向があります。ぜひ参考にしてみてください。
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中古車販売店の多くが新規集客や単価向上に苦しんでいます。
インターネットの発達でお客様は簡単に価格やスペックを比較できるようになりました。
そんな中で中古車販売店様が利益を上げていくには、「露出アップ」と「車両情報の最適化」が必要不可欠です。また、付帯商品を使って単価向上したり、リピート顧客を確保したりするなど、するべきことがたくさんあります。
車選びドットコムの提供する中古車販売管理システム「symphony」では、車両の在庫管理から広告掲載、販売後の保証やアフターサービスまで、中古車販売に関するあらゆる業務をひとつでご利用することができます。