中古車市場統計レポート 2020年6月【車選びドットコム】

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普通自動車の登録台数を発表している「自販連(一般社団法人 日本自動車販売協会連合会)」と、軽自動車の登録台数を発表している「全軽自協(一般社団法人 全国軽自動車協会連合会)」の統計データをもとに、新車登録台数と中古車登録台数の推移を紹介しています。

2020年6月における自動車登録台数の推移と、中古車情報サイト「車選びドットコム」の販売数推移から、中古車市場の動きを分析してきます。

車選びドットコムでは、中古車販売に特化した中古車販売管理システム「symphony(シンフォニー)」をご提供しております。symphonyを利用すれば一度の広告情報入力で「カーセンサー」や「ヤフオク!」など10以上の広告媒体に掲載することができます。

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自動車販売市場の動向(2020年6月)
中古車情報サイトの動向(2020年6月)
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自動車販売市場の動向(2020年6月)

ゴールデンウィーク明けから、オートオークション相場は上昇が続き、コロナ禍による相場下落から回復傾向にあります。5月・6月と新車登録台数が前年よりかなり少なくなっており、下取りがあまり発生しませんでした。その影響で、流通する中古車の数が減少したために、価格が高騰していると考えられます。

6月の新車総販売台数は約35万台で、前年比23%減ですが、前月比159.1%と、大幅な回復を見せています。

中古車市場は登録台数が約57.2万台となり、前月比130.9%と、新車同様回復傾向にあります。前年比104.8%と、コロナ以前と比較しても大きく落ち込んではいないことがわかります。

自動車販売市場(2020年度)

2020年度 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均
新車登録台数 270,393 218,285 347,372 244,339
前年比 71.4% 55.1% 77.1% 58.2%
中古車登録台数 547,393 437,695 572,840 492,544
前年比 94.5% 80.1% 104.8% 85.3%

中古車情報サイトの動向(2020年6月)

中古車情報サイト(車選びドットコム)では、2020年6月は前月比29%増/前年比25%増と、新型コロナウイルスの影響で伸び悩んでいた販売台数が調子を取り戻した結果となっています。

※過去25ヶ月の自動車販売市場と中古車情報サイト「車選びドットコム」の市場動向を比較しています。
※「車選びドットコム」の市場動向は、加盟店専用レポートからの抜粋のため、詳細数値は非公開としています。

国産車の中古車販売傾向【人気ランキング】

「車選びドットコム」の市場動向から調査した、国産車の2020年6月中古車販売傾向を紹介します。

ボディタイプ別販売ランキング

1位が軽自動車(43.1%)、2位がミニバン / ワンボックス(19.6%)と、大きめののボディタイプの需要が増加しています。一方で前月2位だったコンパクト/ハッチバック(14.4%)を始め、他の多くのボディタイプは、軒並み需要を減少させています。

順位 ボディタイプ 割合 変動率
1位 軽自動車 43.1% -1.9%
2位 ミニバン / ワンボックス 19.6% +3.7%
3位 コンパクト / ハッチバック 14.4% -2.1%
4位 セダン / ハードトップ 7.0% -0.7%
5位 SUV / クロカン 4.1% 0.0%

車種別販売ランキング

1位のセレナと2位のプリウスは、前月から順位を維持しつつ、前月同様の人気を維持しています。また、ハイゼットカーゴ(ダイハツ)とタントカスタム(ダイハツ)を除いた残りの車種は全て、需要の伸びを感じさせる結果となっています。

順位 車種(メーカー) 順位変動
1位 セレナ(日産) (前回1位)
2位 プリウス(トヨタ) (前回2位)
3位 ワゴンR(スズキ) (前回4位)
4位 タント(ダイハツ) (前回6位)
5位 ステップワゴン(ホンダ) (前回10位)
6位 エブリイ(スズキ) (前回13位)
7位 ハイゼットカーゴ(ダイハツ) (前回5位)
8位 タントカスタム(ダイハツ) (前回3位)
9位 ワゴンRスティングレー(スズキ) (前回12位)
10位 フリード(ホンダ) (前回圏外)

輸入車の中古車販売傾向【人気ランキング】

「車選びドットコム」の市場動向から調査した、輸入車の2020年6月中古車販売傾向を紹介します。

ボディタイプ別販売ランキング

1位がコンパクト/ハッチバックで30.3%、2位がセダン/ハードトップで16.8%、3位がステーションワゴンで14.2%と、前月から順位に変化がないという結果になっています。ですが、上位3つのシェア率は前月から下がっていて、セダン/ハードトップは約4.7%下がっています。

順位 ボディタイプ 割合 変動率
1位 コンパクト / ハッチバック 30.9% +0.8%
2位 セダン / ハードトップ 17.5% -3.7%
3位 ステーションワゴン 14.6% -0.9%
4位 SUV / クロカン 14.4% +1.0%
5位 オープン 10.9% +2.1%

車種別販売ランキング

コンパクト/ハッチバック部門で前月から1位だったBMW/ミニがさらに台数を伸ばし41台となり、2位のBMW/ミニクラブマンと28台の差をつけています。

順位 車種(メーカー) 順位変動
1位 ミニ(BMW) (前回1位)
2位 ミニクラブマン(BMW) (前回3位)
3位 320i(BMW) (前回2位)
4位 ゴルフ(フォルクスワーゲン) (前回15位)
5位 500(フィアット) (前回11位)
6位 up!(フォルクスワーゲン) (前回圏外)
7位 ミニコンバーチブル(BMW) (前回圏外)
8位 B180(メルセデス・ベンツ) (前回8位)
9位 パナメーラ(ポルシェ) (前回21位)
10位 C200(メルセデス・ベンツ) (前回10位)

symphonyは中古車販売店様の経営活動を応援します

車選びドットコムでは、symphonyをご利用いただいている加盟店に向けて、月に一度上記のレポートよりも詳細な小売データレポートを発行しています。

目まぐるしく変わる社会情勢に対して、常に変化が求められる昨今。データを分析して高速でPDCAを回して行く必要があります。
車選びドットコムでは中古車情報サイト15年以上の運営実績で蓄積したノウハウを、中古車販売店の皆さまにご提供していますので、気になる方はぜひお問合せ下さい。

中古車販売をされている方へ

中古車販売店の多くが新規集客や単価向上に苦しんでいます。
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