普通自動車の登録台数を発表している「自販連(一般社団法人 日本自動車販売協会連合会)」と、軽自動車の登録台数を発表している「全軽自協(一般社団法人 全国軽自動車協会連合会)」の統計データをもとに、新車登録台数と中古車登録台数の推移を紹介しています。
2021年3月における自動車登録台数の推移と、中古車情報サイト「車選びドットコム」の販売数推移から、中古車市場の動きを分析してきます。
当社の提供する中古車販売管理システム「symphony(シンフォニー)」では、車両の仕入から広告掲載、販売後のアフターサービスまで、これ一つで管理して頂けます。
詳しく見る自動車販売市場の動向(2021年3月)
例年2月~3月にかけて活発化する中古車市場ですが、今年も3月の中古車登録台数が先月比約63%アップと、大幅に増加しました。前年同月比で見ても104.9%と増加傾向にあります。新車市場も例年と同じく12月から上昇傾向にあり、3月の新車登録台数は先月比約41%アップという結果となりました。
例年通りであればここから4月・5月と市場が伸び悩みます。それに加え、4月25日から4都府県に緊急事態宣言が再び発令されました。2021年度もWEB集客が要となると言えるでしょう。中古車販売管理システム「symphony」を利用すれば、1度の車両情報のご登録で10以上のメディアへの掲載が可能です。詳しくは「広告掲載」ページをご覧ください。
自動車販売市場(2020年度)
2020年度 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 平均 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
新車登録台数 | 270,393 | 218,285 | 347,372 | 396,346 | 326,463 | 469,706 | 406,851 | 411,601 | 379,896 | 384,422 | 432,298 | 613,003 | 388,052 |
前年比 | 71.4% | 55.1% | 77.1% | 86.3% | 84.0% | 85.7% | 129.2% | 106.7% | 110.2% | 106.8% | 100.5% | 105.4% | 92.4% |
中古車登録台数 | 547,393 | 437,695 | 572,840 | 603,781 | 524,004 | 578,208 | 610,880 | 531,821 | 551,726 | 471,122 | 562,009 | 915,746 | 575,602 |
前年比 | 94.5% | 80.1% | 104.8% | 100.3% | 101.8% | 95.8% | 105.3% | 101.9% | 105.0% | 97.2% | 102.0% | 104.9% | 99.7% |
中古車情報サイトの動向(2021年3月)
2021年3月の車選びドットコムでの中古車販売台数は、前月と比べて増加し、12月から引き続き増加傾向にあります。前年比で見ても増加していることがわかります。
過去の傾向を見ると、1~3月にかけては増加し、4月は減少する傾向にあります。今年も同じような傾向にあるため、4月から大きく減少すると予想されます。露出メディアを増やすことで、少しでも減少幅を減らすことに注力するべきでしょう。
当社では、出品料・落札料が無料で、ヤフオク!にお得に出品できる「Yahoo!パック」をご用意しています。販路拡大のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。詳しくは「Yahoo!パック」ページをご覧ください。
※過去25ヶ月の自動車販売市場と中古車情報サイト「車選びドットコム」の市場動向を比較しています。
※「車選びドットコム」の市場動向は、加盟店専用レポートからの抜粋のため、詳細数値は非公開としています。
国産車の中古車販売傾向【人気ランキング】
「車選びドットコム」の市場動向から調査した、国産車の2021年3月中古車販売傾向を紹介します。
ボディタイプ別販売ランキング
2021年3月の国産車の中古車販売台数(車選びドットコム)は前月から5%増加し、昨年の3月と比較しても4%増加しています。各ボディタイプの販売割合は前月と変わらず1位が軽自動車、2位がミニバン/ワンボックス、3位がコンパクト/ハッチバックで大きな変動は見られませんでした。
順位 | ボディタイプ | 割合 | 変動率 |
---|---|---|---|
1位 | 軽自動車 | 45.2% | -0.1% |
2位 | ミニバン / ワンボックス | 17.3% | -1.2% |
3位 | コンパクト / ハッチバック | 16.4% | +1.0% |
4位 | セダン / ハードトップ | 7.0% | +1.0% |
5位 | SUV / クロカン | 3.6% | -1.1% |
車種別販売ランキング
上位10位以内の中で順位の変動はあるものの、ランクインしている車種はおおよそ変化はありませんでした。セレナ(日産)は5位から2位まで大きく順位を伸ばしています。
順位 | 車種(メーカー) | 順位変動 |
---|---|---|
1位 | プリウス(トヨタ) | →(前回1位) |
2位 | セレナ(日産) | ↑(前回5位) |
3位 | ワゴンR(スズキ) | ↓(前回2位) |
4位 | タントカスタム(ダイハツ) | ↓(前回3位) |
5位 | タント(ダイハツ) | ↓(前回4位) |
6位 | アクア(トヨタ) | ↑(前回7位) |
7位 | ステップワゴン(ホンダ) | ↓(前回6位) |
8位 | ヴォクシー(トヨタ) | ↑(前回10位) |
9位 | エブリイ(スズキ) | ↑(前回13位) |
10位 | ムーヴ(ダイハツ) | ↑(前回14位) |
輸入車の中古車販売傾向【人気ランキング】
「車選びドットコム」の市場動向から調査した、輸入車の2021年3月中古車販売傾向を紹介します。
ボディタイプ別販売ランキング
輸入車も前月比では増加が見られたものの、国産車とは違い前年比では減少傾向となりました。ボディタイプ別販売割合では前月に引き続きコンパクト/ハットバックが首位をキープしたものの、2位は前月5位だったセダン/ハードトップ、3位は前月2位だったSUV/クロカンと2位以降の順位が入れ替わっています。
順位 | ボディタイプ | 割合 | 変動率 |
---|---|---|---|
1位 | コンパクト / ハッチバック | 29.1% | -0.2% |
2位 | セダン / ハードトップ | 16.3% | +1.3% |
3位 | SUV / クロカン | 16.0% | +1.2% |
4位 | ステーションワゴン | 13.5% | -1.8% |
5位 | クーペ | 13.0% | -1.8% |
車種別販売ランキング
2020年度はミニ(BMW)が首位をキープし続けました。2位以下の順位は変動があるものの、その中でもコンパクト/ハッチバックタイプの車種が多くランクインしました。
順位 | 車種(メーカー) | 順位変動 |
---|---|---|
1位 | ミニ(BMW) | →(前回1位) |
2位 | ゴルフ(フォルクスワーゲン) | ↑(前回15位) |
3位 | ミニクロスオーバー(BMW) | ↑(前回11位) |
4位 | ミニクラブマン(BMW) | ↓(前回2位) |
5位 | 911(ポルシェ) | →(前回5位) |
6位 | 116i(BMW) | ↑(前回10位) |
7位 | up!(フォルクスワーゲン) | ↓(前回4位) |
8位 | A4(アウディ) | ↑(前回24位) |
9位 | ケイマン(ポルシェ) | ↓(前回6位) |
10位 | 320i(BMW) | ↓(前回8位) |
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